最近、当院に子供の偏平足で相談に来る方が多かったので、
今日は、偏平足についてお話していきます。
◎偏平足とはどのようなものなのか?
偏平足とはその名の通り、
足の裏のアーチがなくなり平らになっている状態を指します。
先天性と後天性に分けられますが、今回は先天性(幼児期偏平足)についてお話します。
◎幼児期~小学校低学年の子供
赤ちゃんの頃はほとんどの方が偏平足です。
成長に伴い筋肉や靭帯が強化され、治っていくのがほとんどなのですが、筋力不足や、関節のアライメント異常、最近では遺伝的な関係も有力となってきています。
主な症状としては足全体の疲労感、足の裏の痛み、ふくらはぎの痛み等ですが、クッション性がない分通常の方よりも膝や股 関節等、他の部分に負担がかかってきます。
足底腱膜炎
アキレス腱炎
シンスプリント
後脛骨筋炎、腓骨筋炎等になりやすいです。
外反母趾を合併している子供も多いです。
予防や治療法
タオルギャザー
ビー玉やティッシュ等を足の指で掴んで、放しての繰り返し運動
足の指じゃんけん
足底板や偏平足用インソール
アキレス腱ストレッチ
足底のマッサージ等
生活の中での改善が可能ですので根気よく続けましょう!!
松澤
コメントをお書きください